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介護職種には、経験豊富な実習指導員が必要

2021.03.18

超高齢化社会の日本。介護職の人材不足は、もはや喫緊の課題であるといっても過言ではありません。そのため外国人技能実習生の受け入れには、現場での状況改善が大きく期待されています。しかし実習生を受け入れるには、実習生を指導する「技能実習指導員」が必要です。

ここでは日本介護福祉士会がおこなっている指導員講習をベースにして、「指導員に必要な資格」「具体的な講習内容」をご紹介しましょう。長く実習を続けてもらうためには良い指導員が必要なのです。

介護職種の指導員には広い知識と高い技術が必要

介護職種の技能実習生には、技能実習指導員がつきます。具体的には、以下の資格を持っているスタッフが指導員になることができます。

1.介護福祉士
2.看護師または准看護師
3.実務者研修修了(実務者研修修了者は8年の経験が必要)

ただし、いずれの有資格者も「5年以上の職務経験」があることが条件です。経験豊富な指導者が必要な理由は「介護現場は利用者さんとのコミュニケーションの場である」からです。実習生は日本人介護職とのやり取りはもちろん、実際に介護施設を利用する高齢者や障碍者と密にコミュニケーションを取られねばなりません。

介護職種の実習指導では深く突っ込んだ内容の指導が求められるため、5年以上に経験が必要になるのです。

講習では技能の伝え方や法律関係も学習

では、実習指導員講習で学ぶ内容はどんなものでしょうか。

日本介護福祉士会の講習カリキュラムを見てみると、「実習指導員の役割」から始まって「実習生に移転すべき技能と指導のポイント」「労働基準法及び関係労働法令」といった講義が続きます。技能実習生は実習先の施設と雇用関係にあることから労働関係の法律を抜くことはできません。

また海外からの実習生を受け入れる場合の留意点として「日本との生活習慣や文化の違いを理解すること」も講習内容に盛り込まれています。
介護職種の指導員講習では、技能実習制度に対する理解を深めると同時に日本へやってくる外国人としての実習生を、いかに柔軟に受け入れるかも重要なポイントです。技術的な部分と合わせて、外国人への理解も具体的な事例を挙げて進めていきます。

多職種に比べてデリケートな介護職

技能実習制度において、介護現場への実習生受け入れはかなり遅くなりました。ほかの職種より慎重な討議の末に職種追加がされたのです。

つまり、介護職種の技能実習はそれほどデリケートな問題を含んでいるということ。直接、実習生に対する指導を担当するスタッフは指導員講習で指導のポイントを学び、実習がスムーズに進むようつとめましょう。