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介護職種の技能実習生、実習先施設の受け入れ準備

2021.02.2

超高齢社会を目前としている日本の介護現場では技能実習生の受け入れが次第に始まりつつあります。とはいえ、外国人技能実習生を受け入れる現場では、まだまだ受け入れ準備等にとまどう声が聞かれます。

ここでは、実際に技能実習生を受け入れるための実習先介護施設の、事前準備についてご説明しましょう。
文化の違う外国人と介護現場で共に働く場合、職員全体で実習に対する不安を払しょくし、実習生に対する共通認識を作っておくことが大切です。

実習生到着前に、職員の不安を解消

海外からの技能実習生を介護の現場で受け入れるには、事前に職員どうしで話し合い、疑問点を解消する機会を作るのがいいでしょう。

やってくる実習生がどこまでの介護技術を持っているのかが分かりませんし、それに対する育成方法もOJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を担当する日本人指導者の悩みの種です。介護職の場合は、実習生の日本語レベルの問題もあります。

実習生との意思疎通をどうやって行うか、日本入国後の日本語研修など心配なことが山積み。
もっと気になるのが、施設の利用者さんの反応。いきなり外国人が実習生としてやってきた場合、スムーズに利用者さんに受け入れてもらえるよう、施設側も考えておかねばなりません。

このような日本人スタッフが抱いている悩みや不安を技能実習生の到着前に話し合い、疑問点を洗い出して対策を立てておくのが重要です。

事前に実習指導員を決め、実習生の目標を認識

実習生がやって来る前に、施設側が決めたいこと、スタッフ同士で共通認識を持っておきたいことは、以下の5つです。箇条書きにしてみましょう。

①実習指導員を決める
②実習生それぞれの指導計画を作成。計画的な指導を行えるようにする
③職員の受け入れ態勢を作り、指示出しなどの対応を統一化する
④施設職員が全員、技能実習制度を理解する
⑤実習生の最終目標「介護福祉士」試験に合格することを理解し、それに向けてスタッフ全体で協力する体制を作る

介護職種の技能実習生は、3年の実務期間を終えた段階で「介護福祉士」試験を受験することが出来ます。これに合格すれば在留資格を「技能実習」から「介護」へ移行でき、在留期間を無期限で更新する事が可能になるのです。

多くの介護職種の技能実習生は「介護福祉士」の国家試験に合格し、継続して日本で働くことを最終目標としています。その点を職員も理解するといいでしょう。

日本の介護現場は技能実習生との共生が必要

日本の介護現場が置かれている状況は、年々厳しいものになっています。

高齢者がどんどん増えていくのに比べて、介護の担い手は増加していかない上に、スタッフも高齢化していきます。さらに「働き方改革」で有休休暇の消化が叫ばれ、たりない人員はますます足りなくなっているのが現状です。

日本の介護現場は技能実習生との共生で、未来が開けていくといってもいいでしょう。