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技能実習生、実習終了後の医療保険

2020.12.24

新型コロナウイルスの感染は収束の兆しがまったく見えない状態です。
日本では海外との窓口が開き始めたところですが、今後の展開が分からなくなってきました。

外国人技能実習生においても、帰国便がなく、実習終了後も母国へ戻れない人がいます。
ここでは実習後もやむを得ない事情で日本に在留している実習生の医療保険についてご紹介しましょう。

基本的には「就労先の健康保険に加入」となり、健康保険に加入していない事業者の場合は、「技能実習生自身が国民健康に加入」することになります。

「特定活動(就労可)」へ移行、事業所の健康保険に加入

現在のコロナ禍においては、技能実習が修了していても母国へ帰国できない実習生のために、在留資格「特定活動(就労可・6月)」が適用されています。
所定の技能実習期間が終了してしまった実習生は、職種に関わらず「特定活動(就労可)」へ移行することが可能です。

技能実習終了後も同じ事業所で、在留資格「特定活動」に変わって働く場合は、医療保険の変更はありません。これまでと同じ医療保険に加入します。

しかし別の就労先に在留資格「特定活動」として移った場合は、医療保険は新しい就労先の健康保険に加入します。
加入の具体的な手続き等は就労先によって異なりますので、移動後に実習生または監理団体から事業所に確認をしましょう。

健康保険適用ではない事業所なら国民健康保険に加入

いっぽう、在留資格「特定活動」で新しく就労した先が、健康保険適用の事業所ではない事もあります。
この場合の医療保険は、国民健康保険に切り替えられます。就労先の事業者で健康保険に加入できない場合は、実習生が自分で国民健康保険に加入し、万が一のけがや病気に備えるのです。

加入の手続きは技能実習生の住所がある市区町村役場・国民健康保険窓口でおこないます。
手続きもれがあると病院での診察時にトラブルが起こりますから、かならず加入しましょう。

ただし実習生が以前の実習事業所で、2カ月以上継続して医療保険の被保険者だった場合は、従来の医療保険を任意継続することができます。
継続の手続きには期限があり、以前の健康保険資格を喪失してから20日以内におこなわないといけません。実習生の希望に沿うよう、監理団体から注意喚起をするといいでしょう。

なお従来の就労先で国民保険に加入している場合は、実習生の住所地が同じなら変更手続きは必要ありません。
住所が変わっている場合は、新しい住所の役所で変更手続きをおこないます。

医療保険の種別変更は忘れずに

技能実習生は、在留資格が「特定活動」に切り替わる段階で医療保険の種別が変更になることもあります。
実習生・監理団体ともに変更を意識して、手続き間違いのないようにしましょう。