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技能実習生 介護職種の人数枠と夜勤

2020.11.26

外国人技能実習生が実習を行う分野は、日本において今後、大幅な人手不足が起きると推測されている職種です。
なかでも超高齢化社会に向かっている日本では「介護職種」は重要な分野だといえます。

今回は技能実習生「介護職種」のおける「施設と人数枠」や「夜勤業務」についての規定をご紹介しましょう。
介護職種の技能実習では細かい規定があるのです。

同一事業所内に他職種の技能実習生がいる場合の、介護職種の実習生人数

介護職種の場合、同じ事業所内で介護職種とそのほかの技能実習生が同時に実習を行うケースもあります。
この場合、受け入れ可能な介護職種の実習生人数はどうなるのでしょうか。

事業所全体の受け入れ実習生の人数枠は決まっていますが、それを介護職種とそのほかの職種で分け合うことになるのでしょうか。
結論としては、事業所単位で定められた受け入れ人数まで、実習が可能になります。

介護職種の実習生は「事業所単位」で枠が決められます。一方、他職種の実習生は「法人単位」で人数が算出されます。
算出の基盤となる数字が異なっているため、介護職種と多職種はまったく別枠で人数が決まると思えばいいでしょう。

介護職種の場合は、受入れ事業所に所属する常勤介護職の数から人数枠が算出されます。
なお、この場合の「常勤介護職」の人数には、すでに受け入れをしている常勤の技能実習生は含まれません。

同一の法人内の複数事業所での実習は不可

では、同一の法人内の場合、複数の事業所で技能実習をすることはできるのか?
結論は「同一法人内であっても、認められません」

介護職種の技能実習生の場合は、「事業所単位」で人数枠が決められています。
複数の事業所を持つ同一法人であっても、介護職種の人数は各事業所に勤務する常勤介護職の人数から算出されています。

事業所ごとに技能実習生の受け入れ人数が異なりますし、技能実習生は各事業所に所属することになります。
どんなに近くても他の事業所で実習を行う事は認められませんし、実習中にほかの事業所へ異動する事もできません。

なおさまざまな事情から、実習生の同意の上で実習事業所を変更する場合は「技能実習計画の変更の届出」を出す必要があります。

技能実習生の夜間勤務

最後に、介護職種の技能実習生の夜間勤務についてです。
夜間勤務に関しては、所定の措置が講じてあれば、技能実習生であっても夜間業務をする事が可能です。

条件としては、緊急の対応が求められる場合、利用者の安全確保のための必要措置が講じられている必要があります。
通常、夜勤は少人数のチームで当たるのですが、実習生に必要な指示を出せるスタッフが共に勤務しており、「利用者の安全」が確保されていれば夜勤シフトに入ることは可能です。

このように介護職種の技能実習生に関しては実習施設内における人数や実習内容が詳細に決まっていますので、実習生受け入れの前に確認しておきましょう。