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海外の技能実習生に適用される“レジデンストラック”とは

2020.10.13

海外の技能実習生に適用される“レジデンストラック”とは

海外から日本への入国制限が緩和されつつあるなか、ちょっと気になる言葉が「レジデンストラック」というものです。
2020年10月現在、海外から日本へ入国する場合は「レジデンストラック」か「ビジネストラック」という枠組みに従うことになります。

ここでは外国人技能実習生に適用される「レジデンストラックの内容」および「ビジネストラックとの違い」を簡単にご紹介しましょう。
日本での予定滞在期間の長さによって、トラックの使い分けがされるのです。

長期滞在する実習生は「レジデンストラック」で入国

「レジデンストラック」とは、日本への入国時に適用される枠組みのことです。
入国した人は、おもに以下の3点に従って行動することになります。

1.日本入国前の14日間は、検温を実施
2.海外での滞在先から出国・出域する直前、72時間以内に、出発国・地域で新型コロナウイルスの検査を受け「陰性」であることを証明。また所定の書式による「検査証明」を取得・持参
3.日本入国後の14日間は、自宅等待機

レジデンストラックで入国するには所定の検査結果を記載した証明書が必要ですし、入国後は14日間の自宅待機が義務づけられます。
また空港から自宅もしくは日本国内の滞在先までの移動には公共の交通機関を利用することはできません。何らかの交通手段を確保する必要があります。

なおレジデンストラックの対象者は、入国後、日本で長期的な滞在を予定している人です。
そのため技能実習生、留学生などが対象に含まれています。

短期ビジネス目的の入国は「ビジネストラック」

入国のための枠組みとしては「ビジネストラック」というものもあります。
こちらは基本的には日本に短期の滞在をするひとが対象です。

ビジネストラックとレジデンストラックの大きな違いは以下のとおりです。

1.日本入国後の14日間の自宅待機中も、自宅と勤務先の往復に限定してビジネス活動が可能
2.日本での滞在期間は短期

ビジネストラックで入国した場合は、入国後の移動が限定的ですが許可されています。
ただし移動にあたっては公共交通機関を使えませんし、不特定の人が集まる場所へは外出できません。

さらに、滞在期間は短期に限定されています。
たとえば日本とシンガポールとの間の取り決めでは、ビジネストラックに従って入国する場合、滞在期間は30日以内です。
したがって、長期的に日本に滞在する予定の技能実習生はビジネストラックでの入国はできません。レジデンストラックでの入国になります。

今後はさらなる制限緩和が期待

入国に際しては、レジデンストラックでもビジネストラックでも「新型コロナウイルス検査の陰性証明」が必要ですし、入国後14日間の行動にも制限がかかります。
それでも今後の政府の対応によってはさらに制限が緩和されることも考えられますから、技能実習生・監理団体・受け家企業にとっては明るいニュースです。