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母国へ帰りたい技能実習生、帰国までの手順は?

2020.08.17

母国へ帰りたい技能実習生、帰国までの手順は?

新型コロナウイルスの影響で、日本に来ている外国人技能実習生がなかなか帰国できない状況が続いています。
母国が日本からの入国を許可しないからです。とはいえ、しだいに規制も緩和されつつあり、国によっては帰国できるところも出てきました。

今回はインドネシアとベトナムを例にとって、帰国を希望する技能実習生への支援方法をまとめました。
2020年8月現在、インドネシアには帰国できますが、ベトナムへの帰国はハードルが高いです。

インドネシア技能実習生の帰国時には、医師の診断書がいる

インドネシアからの技能実習生が帰国する時には、次の書類を用意する必要があります。

1.日本からインドネシアへの渡航証明書(領事館が発行するもの)
2.医師の診断書(発行から7日間有効、医療機関の情報などを英文で記載したもの)

とくに大切なのは2の医師の診断書です。
こちらにはPCR検査の結果が陰性であることが記載されている必要があります。

一部の情報で診断書にPCR検査の結果が記載されていなくてもインドネシアの空港で検査を受ければいいと言われていますが、航空会社のガルーダインドネシアは公式サイト上で
「英語で記載されたCOVID-19におけるPCR検査の非反応性/陰性結果の記載がある健康証明書の原本とコピーの持参を強く推奨します。」
とアナウンスしています。

このあたりの状況は非常に流動的ですから、技能実習生の帰国前に最新の情報を確認してください。

ベトナム人技能実習生は、まだなかなか帰れない

日本で多くの実習生が滞在するベトナムですが、依然として日本からの入国が制限されています。

2020年8月現在、ベトナム発・日本発のすべての定期便は運休しています。運休は少なくとも8月末まで続く予定です。
定期便が運航していないため技能実数性を含めて帰国困難なベトナム人が多く、2020年6月にはベトナム大使館などによってLCCを利用した帰国便が手配されました。

ちなみに帰国便で帰れるのは基本的に18歳未満や高齢者、妊婦、病人と、雇用契約切れまたは日本での仕事や住居のない困難な状況にある労働者です。
もちろん実習を終えた技能実習生も含まれます。

ただしベトナム政府による特別な帰国便の運行はほとんど事前告知がなく、通常の定期航空便と違って予約などもできません。
政府による帰国便でいつベトナムに戻れるかどうかは、はっきりわからないのが実情です。

実習生の帰国まで、監理団体の手腕が問われる

具体的な帰国のめどが立たない技能実習生に関しては、監理団体が帰国までの支援をすることが前提になっています。
監理団体は実習生に新しい実習先の紹介をするなど無事に実習生が帰国できるまで支援していく必要があり、各団体の手腕が問われそうです。