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コロナ第二波の不安、技能実習生がかかった場合の保険はどうなる?

2020.07.12

コロナ第二波の不安、技能実習生がかかった場合の保険はどうなる?

新型コロナウイルスのニュースが途切れないなか、日本でも第二波・第三波の不安が高まっています。日本人がコロナウイルスに感染すると治療費は国の負担となりますが、外国人技能実習生の場合はどうなのでしょうか。

ここでは「公的な健康保険に加入の場合」と「技能実習生総合保険加入の場合」に分けて治療費に関することをご紹介します。
長期にわたって日本に滞在している技能実習生は、健康保険に加入していますので負担もかなり少なくて済むのです。

全員加入の公的健康保険では、3割が自己負担

技能実習生は公的な健康保険に加入しています。毎月の保険料は企業1:個人1。技能実習生はどの職種であっても同じ割合で保険料を払わねばなりません。

しかしこの保険に加入していれば日本でけがをしたり病気にかかったりした時の治療費用のうち、7割が保険負担に3割が自己負担になります。新型コロナウイルスに感染した場合も治療費の自己負担額は3割です。3割の負担で日本の高度な医療を受けられるので、技能実習生にとってはメリットの大きい制度だと言えます。
なお、技能実習生の公的健康保険への加入は日本人就労者と同様に「義務化」されています。加入しないという選択肢はありません。必ず加入しなければいけないものです。

任意保険に加入していれば、自己負担3割をカバー

実習生向けの任意保険については、「外国人技能実習生総合保険」があります。
こちらは民間の保険なので加入していない企業もありますが、入っておくとコロナに感染した場合も対応OKです。

技能実習生がコロナウイルスに感染した場合は、基本的に公的医療保険の「自己負担額3割」が発生しますが、任意の実習生総合保険に加入していれば保険が「3割負担」をカバーします。実習生本人の自己負担額はほぼゼロになりますので、ぜひとも加入しておきましょう。

ちなみに実習生総合保険はJITCO(公益財団法人 国際研修協力機構)で加入するのがおすすめ。団体保険制度の利用ができ、格安な保険料で補償を受けられます。

コロナ禍で帰国できない場合は、保険期間延長できるケースも

海外から来た技能実習生であっても、日本の公的健康保険に加入していれば新型コロナウイルスの治療も自己負担3割です。そこに任意の実習生総合保険があれば治療費の心配はほぼ不要です。

今回のコロナ禍で母国への帰国が伸びてしまった実習生に対しては、帰国できる環境が整うまでは同じ実習生総合保険に加入し続けることができるケースが多いようです。個別の確認が必要ですが、かなり広範囲にわたって保険でカバーできることは覚えておきましょう。