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コロナ禍での技能実習生の一時帰国、日本への再入国はできる?

2020.06.11

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界中で「外国からの出入国の制限」が行われています。
日本でも入国が一次的に制限されている国があり、母国に一時帰国をしていた外国人技能実習生などが、実習継続のためであっても日本へ入れない事態が起きています。

ここでは「一時帰国後の再入国」「帰国困難な実習生のための在留資格“特定活動”」をご紹介しましょう。
現状ではいったん日本から出国してしまうと、実習期間の残っている実習生であっても再入国ができなくなります。

技能実習生の一時帰国の参考になさってください。

コロナが理由で実習が遅れる旨を出入国管理局へ届ける

日本からさまざまな事情で母国に一時帰国をした技能実習生。コロナウイルスの感染予防の観点から、諸外国からの入国制限の対象になることがあります。
そのため技能実習生が入国制限中の国に一時帰国滞在していると、実習生の職種にかかわらず日本へ再入国することができません。

当然、実習再開の時期が遅れてしまいますから、手続きをして「在留期間の変更」をしておく必要があります。
コロナ収束のタイミングで再入国→実習を再開したい場合は、以下の手続きが必要です。

●1.コロナ禍のため実習生が入国できないことを、管轄の地方出入国在留管理官署へ申請する。
具体的には、「技能実習実施困難時届出書」「技能実習計画軽微変更届出書の写し」を提出
●2.上記書類で在留期間の更新許可の申請をする。

これで実習生は、日本への入国制限がなくなってから再入国でき、実習再開が可能になります。

実習生の母国は、多くが入国制限対象になっている

では、具体的にどの国からの入国が制限されているのでしょうか。2020年6月3日現在、アジアでは以下の国が入国制限対象になっています。

「ベトナム、中国(香港及びマカオを含む。)、インドネシア、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、韓国、台湾、ブルネイ、インド、パキスタン、バングラデシュ、モルディブ」

上記の国に、日本入国申請日の14日以内に滞在歴がある場合は、特別永住者をのぞいて入国が許可されません。
技能実習生として日本出国時に「再入国許可」を取っていても入国できないのです。

帰国困難のため「特定活動」へ移行することもできる

このように技能実習生の一時期国に関する状況は、コロナ禍以前とは大きく変わっています。
帰国困難になり、日本で引き続き滞在を希望する技能実習生は、在留資格を「技能実習生→特定活動」へ変更することで最長1年間の在留が認められます。
一時帰国するかどうかは、実習生とよく話し合って決めましょう。

なお、状況は非常に流動的です。最新の情報は、管轄の地方出入国在留管理官署に確認してください。