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コロナ禍のために技能実習生が帰国できない!困った問題Q&A

2020.05.9

新型コロナのために、世界中の人々の生活が一変しました。
治療薬も治療方法もいまだ確立していない現在、日本で技能実習中の外国人技能実習生にも、大きな変化が訪れようとしています。

ここでは、コロナのために起きている予想外の「困ったこと」2点についてご説明しましょう。
「実習が終わっているのに帰国できない」「2号から3号へ移行する直前なのに、検定試験を受けられない」などに対する対応の概要です。

参考になさってください。

技能実習終了後も、母国へ帰れない!

世界中がコロナ禍に直面している現在、国境を越えての移動に大きな制限がかかっています。
そのため新しく日本へやってくる予定の技能実習生も入国できませんし、実習が終わった実習生のなかには母国へ帰国できないひともいます。

どの実習職種でも監理団体でも、同じように実習生の出入国ができなくなっているのです。
では、すでに実習が終了しているのにコロナ禍のために出国できない実習生はどうしたらいいのでしょうか。

この場合、技能実習生としての在留資格は終わってしまいますが、帰国までの緊急措置として「短期滞在」への在留資格変更が認められています。
「帰国便が確保できない・本国への入国ができない」等、帰国が困難であるからです。

さらに日本滞在中の生活費を得るために働きたいという希望があれば「特定活動(就労可)」という在留資格への変更が認められる可能性が高いです。

2号→3号へ移行のための、検定試験が受けられない!

技能実習生は滞在期間中に技能検定を受けて合格してから、次の段階へ進みます。
しかし現在はコロナウイルス感染予防の「三密」をさけるために検定試験そのものが延期されていることがあります。

このままでは検定を受けられず、2号→3号などへの移行ができない…という場合も特別措置として「特定活動(就労可)」という在留資格に変更することができます。
ただし在留資格の変更にはいくつかの条件があります。

大きなものは以下の2点です。

1.検定が行われるようになったらすみやかに受検・合格して次の実習段階へ進むこと
2.「特定活動(就労可)」に変更されても、変更前と同じ業務・同じ報酬を得ること

また「特定活動(就労可)」の期間は、次の段階の在留許可期間に含まれます。
ですから検定後の在留期間は「特定活動」の期間を差し引いたものになり、合計の滞日日数が延長されることはありません。

状況は日々変化している

コロナ禍で状況は日々変化しているため、日本政府としても母国に帰れない技能実習生に対する特別な措置を次々に打ち出しています。
しかしあくまでも「特例」であるため、コロナウイルスの感染拡大状況によっては対応も変わることになります。

詳細は各地方の出入国在留管理庁に確認しましょう。