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技能実習生は、複数作業種で実習OK

2020.04.18


外国人技能実習生は、海外からの貴重な戦力として多様な職種で受け入れられています。
実習可能な職種は、2020年2月時点で82職種、146作業。

この実習職種・作業は入国前に決められており、それ以外の職種へ移動することはできないのが基本ですが、職種によっては多能工の技能実習のため。
複数の作業を実習することは可能です。

ここでは、複数作業の技能実習を行うための要件についてご説明いたします。
必要要件を満たせば、2~3種類の実習を同時に行うことができるんです。

必要と認められれば関連する2~3種類の作業がOK

技能実習制度においては、「多能工の養成」などを目的として、関連する複数の作業を組み合わせた実習を行うことが可能になっています。
組み合わせられる作業はメインとサブの2種類が基本で、多くても3種類までです。

ただし、どんな種類の作業を組み合わせてもいいかわけでなく、以下のように条件が決まっています。

1.複数で行う職種および作業が、それぞれ移行対象職種・作業にふくまれていること
2.複数の職種および作業に関係する技術などが相互に関連していて、複数実習をおこなう理由が十分あること

つまり「複数実習が必要」という合理的な理由があれば、関連する作業などを増やして実習することは可能なのです。

副の作業については、技能検定に合格しなくてもいい

ここで気になるのは「複数の技能実習=複数の技能検定の合格が必要か?」という点です。
これについては「主たる職種・作業」の技能検定合格は必須ですが、副となる作業については「具体的な作業ができるレベルに到達していればいい」ということになっており、必ずしも複数の技能検定に合格する必要はありません。

外国からやってきた技能実習生にとっては、ひとつの技能検定に合格するだけでも多大な負担になります。
メイン作業の検定合格だけでよければ、実習生にとっても複数の作業実習をおこなう利点は大きいのです。

またサブの作業については、実習生ごとに作成する「技能実習の内容」において「本国に帰国後、習得した技能を要する業務につくことが予定されている」という要件をみたす必要もありません。
あくまでも「サブ・従」の内容の作業実習なのです。

指導の時間等が増えるが、企業・実習生の利点は大きい

複数作業の実習では指導の時間も増えます。
またメインの実習作業とサブの作業のあいだで適切な時間配分が必要ですし、実習生がそれぞれの業務内容を理解できるように支援しなければなりません。

それでも関連する複数の作業を実習できれば、企業・技能実習生双方にとってメリットも多々あります。
実習の効率化をはかるため、複数作業の実習を検討してはいかがでしょう。