TITP'S

人手不足解消を
支援する無料ツール

TITP'S

介護職種の技能実習で必要な指導者・施設要件3点

2020.04.16


海外からの技能実習生の職種の中でも、「介護」は実習を受け入れる施設側にも人的資源・指導環境の拡充を求めるなど、多職種より充実した「人材育成」体制が求められています。

ここでは、介護職の実習生を指導する「指導スタッフの必要資格」をご紹介しましょう。
介護職種は利用者さんと直接ふれあう仕事だけに、実習生の技能にも一定以上のレベルが必要なのです。

看護師・介護福祉士であり、実務経験があること

技能実習制度における介護職種の指導者は、以下のように必要資格がきまっています。

1.介護福祉士であり、実務経験が5年以上あること
2.看護師または准看護師であり、実務経験が5年以上あること
3.実務者研修が修了していること(介護福祉士資格を取得していない実務者研修修了者は、8年の経験が必要)

通常の職種なら、技能実習生指導者に求められるのは、実習生が習得する技能について「5年以上の経験」だけですが、介護に限っては介護福祉士や看護師などの資格も必要です。
さらに指導者の人数は「外国人技能実習生5人につき1人が必要」で、指導員のうち1人以上は介護福祉士の資格を持っていることが条件です。
介護職種の実習指導者には、資格と現場での実務経験の両方が必要とされています。それだけ介護の技能実習生には高度な技術が必須なのです。

実習施設は通所・入所施設のみ、ヘルパーはNG

技能実習生を受け入れる事業者に対しても、いくつか要件があります。簡単にまとめると

1.技能実習を受け入れる事業所は介護等の業務を行っていること。ただし利用者の居宅におけるサービス提供は除く。
2.実習をおこなわせる事業所は、開設後3年以上が経過していること
3.日本への入国後講習については、日本語学習と介護導入講習の両方をおこなうこと

技能実習生の受け入れ先については、「入所及び通所の施設」に限定されています。
ヘルパーが自宅を訪問する訪問介護だけをおこなっている事業所では、実習生を受け入れることはできません。

国が、居宅介護の技能実習をまだ認めていないからです。
また事業所そのものにも「実務経験」が必要で、事務所開設後3年間を問題なく経過している点も要件に含まれます。

「質の高い介護サービスを安定的に提供する」ことが目的

介護職種の技能実習については「質の高い介護サービスを安定的に提供する」ことが目的です。
そのためには実習指導者を有資格者とし、介護福祉士や介護福祉士実務者研修の修了者など高度な技術指導ができるスタッフを配置することになっています。

介護施設の利用者さんに不安を感じさせないサービス提供のためには、技能実習生に対するていねいな人材育成が求められるということなのです。