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入国すぐの技能実習生の日本語は、日常会話レベル

2020.03.15

海外からやってくる技能実習生を受け入れるにあたり、実習先企業が心配なのが実習生の「日本語レベル」でしょう。
企業側スタッフと実習生のあいだに円滑なコミュニケーションをはかるには、言葉の問題を避けて通ることはできません。

実は入国すぐの外国人技能実習生の日本語レベルはそれほど高くないのが実情。
ある程度の意思疎通は可能ですが、その後は日本での日本語学習が非常に大切なのです。

来日前・入国後の日本語講習で日常会話が日本語でできるレベル

技能実習生は来日前・入国後に日本語講習を受け、最低限の会話力を身につけてやってきます。
入国後の日本語講習では、監理団体に対して法令で規定されている具体的な内容はありません。

目安として、日本語学習の時間や科目、内容、講師の要件が以下のように決まっています。

1.日本語講習の最終的な目標として、最低でも「N4下位者」のレベルをブラッシュアップすること
2.定期的なテストで日本語習熟度を確認すること

研修終了時にはN3レベルのテストをおこない、口頭テストも含めて結果を出し、関係者で結果を共有することが望ましいとなっています。
ちなみに「N3レベル」とは、日常的な日本語での会話がほぼ理解できる状態です。

読む能力としては新聞の見出しが読み取れ、日本語がペラペラとはいきませんがお互いの意思疎通が十分にできるレベルになります。

継続的な日本語講習がないと、日本語能力も伸び悩み

ただし、入国後の監理団体による日本語講習を経ても、それで講習を修了してもいいということにはなりません。
N3レベルを目指すには、週に1回の授業を1年ほど受け続ける必要があると言われます。

実際に現場での実習が始まれば、業務に使用する日本語表現などは比較的はやく覚えることが可能です。
言語は反復練習が大切ですから、必要な言葉を何度も繰り返し日本人スタッフから聞いていれば覚えることができますし、話すこともできます。

しかし、技能実習生の生活は「実習」が中心ですから、上達する日本語は限定的で、複雑なことまでは伝えきれません。
技能実習生にとって、日本語を勉強する為の時間確保はかなり大変なこと。ある程度の日本語で満足してしまう技能実習生も少なくないのです。

介護職種では日本語能力が必須。継続的な学びを

技能実習生は比較的若い世代ですが、それでも外国語を習得するには長い時間がかかります。
しかし職種によっては、日本語能力が必須です。

介護職種では技能実習1年が終了し、2・3年目の「2号実習」に入る前に「N3と同等以上の能力を有する者である」ことが必要要件になります。
受入れ企業側としても、実習生の休みの日や実習時間以外でも積極的に日本語にふれられる環境を用意し、継続した日本語の勉強ができるようにしておきましょう。