TITP'S

人手不足解消を
支援する無料ツール

TITP'S

自転車移動の多い外国人技能実習生は道路交通法にも要注意です

2020.01.18


日本と外国では文化が違う。
いくら頭でわかっていても、実際に日本で暮らし始めてから「こんなに違うのか!」と日々、体感しているのが技能実習生です。

日常的なことで言えば、交通ルールでも困ることが多いでしょう。
ここでは「技能実習生と自転車通行」についてご紹介します。

事故のリスクを下げるためにも、日本の道路交通法をしっかり理解してもらう必要があります。

「自転車だから許される」は、なくなりつつある!

以前は「自転車だから許される」ということも多かった日本の交通事情ですが、2015年の「自転車運転に係る道路交通法の改正」以降は、罰則についてもかなり厳しいものが見られます。
とくに危険性の高い自転車運転者については、「安全運転を行わせるための講習」の受講が義務付けられますので、そうならないように自転車での移動が多い技能実習生は、注意が必要でしょう。

講習受講が義務づけられるのは、14項目の道路交通法違反者が対象です。
具体的には

1.信号無視
2.一時不停止
3.遮断踏切立ち入り
4.酒酔い運転

などがあげられます。
もちろん危険な自転車運転をすると日本人でも講習受講対象になりますが、外国人技能実習生にもおなじように適用されるので、日常的に注意をしておくといいでしょう。

講習受講をさぼると、罰金刑が適用される

ちなみに、14項目のうちで特に注意をすべきなのが「信号無視」と「路側帯通行時の歩行者通行妨害」です。
酒酔い運転などはもってのほかですが、こちらは日本人でも罰則が適用されると知らない人が多いので、実習生指導者も頭に入れておきましょう。

これら14項目については、違反を繰り返すと講習受講が義務づけられますし、決められた講習をきちんと受講しないと「罰金刑」を適用されることになります。
たかが自転車での交通違反と思っていても、何度も違反を繰り返す悪質なケースでは、罰金まで取られてしまうので気をつけましょう。

また外国人技能実習生の監理団体・実習実施企業には、実習生にむけて分かりやすく説明・周知徹底する義務があります。
こちらはJITCOなどが制作した「啓発用リーフレット」などがありますので、相談してみるといいでしょう。

地元警察による「交通安全講習」も効果がある

たかが自転車と思っていても日常的な問題は、いずれ周辺住民とのトラブルにつながるかもしれません。
毎日の生活ルールや交通ルールは、監理団体が実習生の来日直後から研修をしますが、実習開始後は先輩の実習生や外国人スタッフの協力を得て、実習生に分かりやすく説明しましょう。

また地元警察に協力を依頼して、警察官による交通安全講習をおこなうのも効果的。
技能実習生が日本での生活に慣れるまで、交通面や生活面を含めて、手厚いサポートが必要です。