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外国人技能実習生、注目の職種”宿泊”

2019.12.18

日本では、もはや海外からの労働力が欠かせないものとなってきました。
外国人技能実習生が働ける職種もどんどん増えてきており、あらゆる分野で技能実習生を見かけます。

たとえばホテルなどの「宿泊」の現場にも、技能実習生が入れるようになったのです。

職種「宿泊」に技能実習生の受け入れOK

2019年5月に、厚生労働省は技能実習の対象職種に「宿泊」を追加する省令案を発表しました。
それまでも、日本での在留期間が1年の「技能実習1号」として宿泊業種の受け入れができていましたが、2019年の改定で「宿泊」職種は、在留期間3年の「技能実習2号」受け入れができるようになりました。

正式な対象職種としては

1.職種「宿泊」
2.作業「接客・衛生管理作業」

と定められています。
「宿泊」職種の技能実習生受け入れに関しては、日本旅館協会や全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会など、多くの宿泊業界の団体が熱心に働きかけ、ついに実現したものです。

職種「宿泊」では、日本人スタッフと同じ業務が可能

この法改正で、海外からの技能実習生は「フロント業務・企画広報・接客・レストランサービス」に従事できるようになり、日本人スタッフとほぼ同じ仕事が可能になります。
たとえば、ホテルの重要な収益部門の一つである「宴会」では、宴会場の準備や配膳、下げ膳が実習内容に入り、バイキング形式レストランでのスタッフとしても働けます。

「宿泊」職種の技能実習生は、ホテルや旅館での業務全般に入ることができるので、作業内容の幅が大きくなったことがメリットです。
ほかにも衛生管理業では、仲居さんの補助作業や客室の準備と清掃、布団の上げ下げ、ベッドメイク、館内施設全般の保守・清掃が作業内容になります。

とくに客室の清掃や準備に関しては、日本の宿泊業界は長いあいだ人手不足に悩んできました。
もともとスタッフが足りないところへ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催で、今後も深刻な人手不足が予測されます。

そんな状況で、海外からの技能実習生が「宿泊」職種に入ってくれれば、ずいぶんと状況がよくなります。

アジアからの訪日客にも支持されるホテルへ

また、アジアからの訪日観光客が増え続けている現在、母国語が話せるスタッフがいるという点は、大きなメリットになります。
これまでも在留資格「技能・人文知識・国際業務」でフロントや通訳などを担当した外国人労働者ですが、中国やベトナム、マレーシア、シンガポールなどアジアからの訪日客の増加にともない、その重要性がますます高まってきています。

ただし、在留資格「技能・人文知識・国際業務」ではベッドメイクなどの作業ができないことになっていました。
いっぽう、技能実習生はルームメイクや宴会・レストランでの即戦力になれます。

言葉の力と労働力の両面で、アジアからの技能実習生はますます重要度を高めそうです。