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ちょっと変わった技能実習生職種・空港グランドハンドリング

2019.11.28

海外からの技能実習生が実習できる職種は80種類以上もあり、現在ではさまざまな分野で実習生が活躍しています。
農業や漁業・水産加工業などの職種で実習する方は多いですが、中にはちょっと変わった職種もあります。

今回は空港で働く「空港グランドハンドリング」の技能実習生についてご紹介しましょう。
空港という特殊な環境で技能を学び、母国での空港運営に役立ちたいという実習生がいる分野です。

空港内業務の技能実習

「空港グランドハンドリング」とは、空港での地上支援作業の総称です。
空港では非常にたくさんの「地上支援作業」があり、技能実習で学ぶ内容はごく一部にすぎませんが、空港運営において非常に重要な作業が含まれています。

ボーディングブリッジの接続や貨物・旅客手荷物の運搬、機内食の運搬、期待の牽引・誘導など、航空機の到着・出発を地上でサポートする空港内業務のことで、技能実習生には以下の3つの実習が認められています。

1.航空機支援作業
2.空港貨物取扱
3.客室清掃

1と2については3号まで実習可能です。実習期間中の技能検定試験に合格すれば、最長で5年間の実習を受けることができます。
3の客室清掃については1号・2号のみになりますので、最長で3年間の実習です。

ANAグループが受け入れ、すでに一期生は実習終了

こちらの実習は「社内検定型」の実習職種で、具体的にはANAグループがミャンマー運輸・通信省航空局からの支援を受けて、グランドハンドリング分野の実習生を受け入れ、人材育成強化のため実施しています。
「社内検定型」ですから、技能検定はANA社内で行われ、1号→2号への移行が可能です。

3年間の実習内容では、ボーディングブリッジの操作や手荷物及び貨物の航空機への搭載・取りおろし、および航空機の地上誘導などの技能実習プログラムが組まれていました。

実際には、一期生としてミャンマーからの技能実習生15人が2018年から参加し、成田空港で実習ずみ。
すでに一期生は3年の実習を終了し、ミャンマーに帰国しました。

これからは母国ミャンマーのより一層の国際化に向けて、ミャンマー国際空港などでのグランドハンドリングに従事して、中核をになうことになります。

ミャンマー運輸・通信省航空局からの支援を受けて実施

空港グランドハンドリングの技能実習は、「技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議」による確認後に人材開発統括官が認定したという、ちょっと特殊な職種です。
ミャンマーの運輸・通信省航空局からの支援を受けて実施されたものですから、国どうしのつながりもあって実現したものでしょう。

3年間の日本在留で得た知識や技能はもちろん、ミャンマー帰国後も、日本と母国とのあいだの文化的な架け橋になってくれるといいですね。