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技能実習生の日本語学習モチベーションキープ法

2019.10.3

海外からやってくる技能実習生が、もれなく悩むのが「日本語」の問題。
実習生たちは日本入国の前に、母国でそれなりの語学研修をうけており、最低限の意思疎通ができる日本語スキルをもって来日します。

しかしそれは、あくまでも最低限の日本語。日本に到着してからあまりにも日本語が通じなくて、かえって言葉を学ぶ気力がなくなる実習生は少なくありません。
技能実習生の日本語学習をすすめるにあたり、モチベーションをどう維持していくのか、具体的な方法を2点ピックアップしてみました。

1.技能実習生が必要とする日本語から教える

技能実習生が生活の中で使う日本語を、シチュエーションごとに覚えてもらう、というのが、モチベーションを高く維持したまま日本語研修を続けていくコツです。
実習生たちの毎日は、ほぼ職場と寮で過ごすことになります。

仕事上で使う日本語は、母国での研修や日本にやってきてからの研修で少しずつ能力が上がってきますが、困るのは、会社の外での日常会話です。
日々の買い物や銀行など、技能実習生が日本語を使わなくてはならない場面は意外と多い。

そして日常の場では、実習生の日本語スキルでは十分な意思疎通ができないことがあるのです。
買い物の場面ではどうするのか、銀行の窓口のやり取りや、病院での会話など、想定できる生活シーンはたくさんあります。

初めのうちは教える側が場面を想定する必要がありますが、そのうちに、技能実習生のほうから「○○で困った、日本語を知りたい」「○○といいたいときの会話を覚えたい」というふうにリクエストが出てくるでしょう。

そのたびに、場面に即した日本語を教えていくと、モチベーションは高く維持できますし、実習生の日本語スキルも向上することになります。

2.日本語指導者ではない人との会話を増やす

少しレベルの高い言葉も教えていくと、理解度がふかまり、モチベーションもキープできる場合が多いですね。
言葉の研修は、必要な言葉を少しずつ覚えていくことから始まります。

そして基本的なことを覚えた後は、もうすこし詳しく説明する言葉をおぼえます。
業務上でいえば「この機械は、最初は動いていたが、途中で突然止まった」などの、詳細な状況を説明できる日本語を教えていくわけです。

そして、ほかのひととの会話で「なまの日本語」にも触れてもらう事も大事です。
日本語を教える立場の人間はどうしても「わかりやすく教えよう」と思い、かみ砕いて説明をします。

しかし一般の人はそうではなく、ごくふつうに日本語で会話する。これが「なまの日本語」であり、外国人実習生にとっては、理解しにくい言葉です。
基本の日本語がわかってきたら、指導者以外の人との会話を積極的に増やしていくのも、モチベーションとレベルをあげていくいい方法です。

毎日の会話が、日本語スキルを上げていく

言葉というのは意思疎通の基本です。
外国からの実習生が最初にぶつかる壁でもありますから、語学研修のモチベーションを高く維持したまま、レベルを上げていけるといいでしょう。

毎日の会話が、実習生の日本語を増やしていきます。受け入れ企業側も、なるべくたくさん話しかけるようにするのがおすすめです。