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外国人技能実習生総合保険なんて、本当に必要でしょうか?

2019.09.29


海外から技能を学びにやってくる実習生は、実質、日本での貴重な人的資源です。
数年間にわたって日本に滞在するわけですから、滞在中のけがや病気などをカバーする保険が必要になります。

ということで、実習生向けの保険も各社から販売されていますが、あくまでも任意加入の保険です。本当に必要なものでしょうか?

公的保険がカバーできない部分を保障

結論としては、任意であっても加入をされておくのが安心でしょう。保険に加入する利点はつぎの2点です。

1.技能実習生が母国を出発し、実習終了後に日本を出国→母国に帰国するまでの期間をすべてカバーできる
2.公的保険に加入する前の期間も保障される

もちろん保険のタイプによっては補償期間が変わってくることもありますが、基本的には実習生が日本に来て、無事に母国に帰るまでの期間をカバーできるため、実習生も受け入れ企業側も非常に安心ができます。

また公的保険加入前から利用できるのも重要なポイントで、たとえば実習生の日本到着後の講習期間は、公的保険に加入していない時期です。
この時にけがをしたり、病気になった場合の治療費は企業側の負担になってしまうため、任意保険でカバーしたいところです。

さらに日本滞在中に技能実習生が誰かにけがをさせてしまったり、貴重なものを壊してしまったりした場合は、公的保険(健康保険など)の対象になりません。
こちらも全額自己負担になり、非常に大きな金額になることもあります。

実習生の公的保険でカバーできない費用は、基本的に受け入れ企業が負担することになりますから、企業側としては実習生用の任意保険に加入しておいた方がいい、という結論になるのです。

法務省の指針も「公的保険+任意保険でカバー」

なぜ、技能実習生にこれほどの保険が必要なのか。
理由はいろいろありますが、最終的には「実習生にも日本人と同じ労働環境をととのえる必要がある」という点につきます。

そのため法務省は公的保険として「社会保険(健康保険)」「労災保険」「雇用保険」の加入を受け入れ企業に義務づけています。
そして基本的な指針として、公的保険がカバーしない部分については、受け入れ企業の加入する任意保険で対応すること、というものがあるのです。

法務省のガイドライン「技能実習生の入国・在留管理に関する指針」で定められているのですから、受け入れ企業側としても「任意加入だから入らない」というのは、難しいのが現状です。

実習生の労働時間や休日日数だけでなく、ケガや病気にも対応して、安心して働いてもらうための保険なのです。

実習生・企業双方の負担をへらすためにも、任意保険の検討を

外国人の技能実習生を受け入れるにあたり、企業側も不安があります。
何が起きるかわからないという心配を減らすためにも、実務内容に沿った補償が用意されている保険を選んで加入しておきましょう。

加入することで実習生も安心して働けることになりますから、受け入れ企業側のメリットは負担金以上のものがあります。