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外国人技能実習生のための宿泊施設の条件

2019.09.27

海外からの技能実習生をはじめて受け入れる場合、どんな生活環境を準備したらいいのか、迷いますね。
実際に実習生を受け入れるにあたり、法務省からガイドラインが出されています。

ガイドラインを目安に宿泊場所などを用意しておけば安心です。

【2人当たり6畳のスペースとキッチンが必要】

法務省が技能実習生の宿泊施設について用意している「法務省基準省令」によれば、以下の5つの条件があげられています。

1.宿泊施設の広さは目安として、最低でも実習生2人に対して、6畳あること
2.浴槽はなくてもいいが、シャワーの設備があること
3.自炊ができる環境になっていること
4.トイレは宿泊施設内に設置されていることが望ましい
5.実習生が到着した時点で生活できるように設備・備品が整っていること

です。
とくに重要なのが、宿泊施設の「広さ」と「自炊できる環境」の2点でしょう。
6畳あたりに2人の実習生が暮らすのが目安ですから、3人いれば10畳ほどのスペースがあったほうがいいですね。

寝具についてはベッドでなくてもよく、布団でも十分対応できます。
条件を満たすためには、実習生1人当たり最低でも3畳分のスペースと、実習生の清潔を維持できる衛生環境が整っていればいいのです。

また自炊できるようキッチンがあることも重要です。
会社に社員用の食堂があり、そこで3食とも食べられるからキッチンは不要、という企業もあるかもしれませんが、海外からやってくる技能実習生がすぐに日本食になじめるかどうかはわかりません。

実習生はいきなり文化・習慣の違う国へやってきて働くのですから、食べ物に関しては母国と同じものが食べたいと思うでしょう。
実習生が食材を購入して、宿泊施設内で自由に自炊できるようにすることで、精神的な安定にもつながりますし日本になじみやすくなります。

【会社に近くてコミュニケーションが取りやすい場所がおすすめ】

法務省からは、技能実習生の宿泊施設についてガイドラインが出ていますが、重要なのは、宿泊施設が職場に近く、実習生の生活指導を担当する職員と密接にコミュニケーションが取れる環境にある点、とされています。

実習生の宿泊施設と指導員の住居がすぐ近くにある、というのは現実にはなかなか難しいでしょうが、少なくとも宿泊施設が職場の近くにあれば通勤にも不安がなく、いざというときには会社に駆け込めるという安心感もあります。

また宿泊施設を一か所にまとめ他の実習生とともに生活することが、ホームシックを避けることにもつながります。
快適な住居を、と考えて1人ずつ離れた場所に宿泊場所を用意すると、海外からの実習生にはかえって逆効果になることも考えられます。

実習生どうしが気軽に交流でき、困った時やホームシックになった時に助け合える環境を用意することも大事です。
もちろん実習生の宿泊場所の広さや質は、ほぼ同じにしましょう。
格差が出てしまうと、それだけでトラブルの原因ともなります。

【安心して生活ができる場所を用意】

技能実習生の宿泊場所は、仕事以外の時間の大半を過ごす場所です。
日本に慣れるまでは、快適かつ不安なく過ごせることがポイントですね。

企業側も実習生とこまめにコミュニケーションを取り、宿泊場所について困っていることがないかどうかを定期的に確認してあげると問題が起きにくくなります。