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いざという時のために、技能実習生向けの安全講習を

2019.08.16

いつどこで起きるかわからない災害。
地震や火災などの時は、日本人であっても冷静な行動がとりにくいものです。

まして語学力が不足しがちな外国人技能実習生なら、なおさらパニックになりがち。
日ごろから、技能実習生にもいざという時の避難経路など安全講習をしておくと、災害時でも落ち着いて非難ができるでしょう。

火災時の避難方法などの安全講習が重要

たとえば、福井県では、外国人技能実習生向けの安全講習会が行われたことがあります。
講習会では、火災発生時の対応の仕方などがわかりやすく説明され、実習生たちも熱心に学んでいたとのこと。

とくに火災時に逃げかたなどは、具体的に説明がされました。
というのも、以前、福井県の永平寺町で火災により外国人実習生が犠牲になってしまったという、痛ましい事故があるからです。

この火災では木製家具を製造する工場が燃えてしまい、工場に隣接した事務所二階の宿舎がいた技能実習生が、避難時に被災してしまいました。
日本語が十分でない技能実習生は、火災時にパニックになってしまいがちです。

いざという時の避難補法などについての安全講習をしておくことも非常に役立つことになります。

宿舎は火災のリスクが少なく、避難経路が複数あるところを確保

この火災ではほかにも、技能実習生が住む宿舎の問題が浮き彫りとなりました。
火災が起きたのは工場ですが、隣の事務所の2階にあった宿舎からは、外へ逃げる出入口が工場側にしかありませんでした。

ほかの出口がなかったため、技能実習生たちは逃げるために2階の窓から飛び降りることとなり、被害が大きくなってしまいました。
外国人技能実習生の宿舎については、厚生労働省から明確な指導があります。

1.宿舎は、発火性・引火性・易燃性のものが貯蔵されたり使用されたりする場所のそばにはおかないこと

2.2階以上に宿舎がある場合は、避難用の階段やタラップをもうけて、複数の避難経路を確保すること
です。

また、技能実習生に対しては定期的な避難訓練や消火活動を実施することも推奨されています。
実習生の安全を確保するためにも、最低この3点はクリアしておく必要がありますね。

外国人技能実習生にこそ、定期的な避難訓練を

日本人であっても、目の前で火災が起きていれば冷静な判断はできにくいものです。

外国人技能実習生の場合はさらに言葉の面を考慮して厚生労働省の指導に従い、安全な宿舎を用意したうえで定期的な避難訓練も実施するのがいいでしょう。