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技能実習生の日本語レベル「N4」で出来る会話レベルとは?

2019.05.10

外国人の技能実習生を受け入れるにあたり、ちょっと心配なのが言葉の点です。
実習生は母国で日本語を学んでくるとはいえ、その日本語力は、実際に職場で役に立つものでしょうか。
企業側・実習生の相互理解のためにも、言葉の問題は受け入れる前にクリアにしておきたいものです。

【挨拶や、簡単な日常会話ができるレベル】

結論から言うと、技能実習生は「日本語能力試験N4レベル相当」の教育を、訪日前に受けています。
現地での日本語教育機関はさまざまですが、おおむね約3~6か月の教育期間を経てから、実習にやって来ます。
気になるのが「日本語能力試験N4レベル相当」の実力です。

一般的には挨拶や、簡単な日常会話はできるレベルになっている、と考えておけばいいでしょう。
たしかにそれほど完璧で流ちょうな日本語をあやつれる実習生はまれですが、お互いの意思疎通をはかることは十分可能な能力です。
日本にやってきてからの日本語教育については、法令での規定はありませんが、厚生労働章からは2カ月ほどは日本語学習および日本での生活習慣・ビジネスマナー、さらに作業に必要な専門用語・基礎用語などを教育するよう指導されています。

来日後の教育を含めると、相互の意思疎通をするには十分な日本語が使えるのです。

【使える日本語の単語はまだ少なく、表現力にも限界がある】

では、「日本語能力試験N4レベル相当」では、どれくらいの難易度の会話が成立するのか。
日本語能力試験・JLPT(Japanese Language Proficiency Test)は5段階に分かれており、一番難易度の高いのがN1です。
そこから順番に下がって、N2、N3となり、N4です。
N4レベルだと、基礎的な日本語の文法は理解しており、意思疎通はおおむねできる。

ただし使える日本語の単語はまだ少ないですし表現力にも限界がある、という状態です。
それでも「日本語の聞き取り」についてはゆっくりと話せば理解ができますし、日常会話ではほぼ問題はありません。

「聞き取り」については、徐々に能力が上がっていき、N3レベルになれば日常生活では、かなり日本人に近いスピードで話の内容を理解することができます。
読解力についても、難しい言葉を使っていなければ300字程度の文章も読み取れるようになります。

【継続的に学ぶことで、日本語能力は上がっていく】

外国人技能実習生の日本語については、「意思疎通が可能だが、日本に来てからも継続的に学ぶことで不自由がどんどんなくなっていく」というのが大事な点です。
受け入れ企業としても、来日後の言葉の教育も視野に入れておくと安心です。